日記1105日目
今見ている「3月のライオン」で、登場人物の一人、ひなたちゃんがいじめられているという回がありました。
それを見て、そういえば僕もいじめられたことあったなぁと、思い出しました。
あれは小学生の頃。いつもよく遊んでいた友達数人とその日も遊ぶ約束をしていたのですが、そのことをすっかり忘れてしまって、別の友達と遊んでしまいました。
その一回の「過ち」がきっかけとなり、友達数人から無視されたり、小さなことをバカにされたり、いろいろとされたものです。
幸いなことに僕の場合はクラス全体には広がらず、その友達数人のことを我慢すればよかったので、周りの人に言うことはありませんでした。今思うとそれは本当の「友達」だったのか? という疑問はありますが。
自分が悪いのは間違いないのですが、人はどんなきっかけでいじめに走るか分かりません。僕の場合は何度も謝ったのにダメでした。グループになると人はさらに大きくなるということも影響していそうですね。
「周りの大人に言うのがいい」という風潮もありますが、正直に言ってそれでいじめが完全になくなるのであれば簡単なものです。むしろ余計に悪化することも。状況を見て、慎重に行動したいところです。
数十年経って、そのいじめていた友達を町で見かけることがありました。もう覚えていないだろうというのと、今更話すこともなかったので声はかけませんでした。ああまだいたんだな、という感じ。
今はいじめにつながるからと、あだ名が禁止になっている学校も多いみたいですね。先生も男子女子関係なく「さん」付けで呼ぶとか。あだ名もいじめの一つとなる場合もありますが、それは他にきっかけがあって、呼び方がどんどん変わるというパターンが多いような気がします。根本的な解決にはなっていないような。
いじめのない世の中にするためには、どうしたらいいのでしょうか……。